集束型体外衝撃波治療について
SERVICE
対象となる方
- 足底腱膜炎(難治性:6か月以上治療経過)のみ保険適応となります。
- 上記以外は自費診療となります。
治療の特徴
- 1回の治療時間は約15分です。圧痛点や超音波検査で患部を特定してから治療を行います。
- 一定期間(2から3週間)をおいて、2から3回の複数回照射を行います。それ以降も改善が期待できる場合は行います。
- 麻酔などは不要です。傷跡も残りません。照射にはチクッとした痛みがありますが我慢できる範囲です。
- 治療後には歩行や上肢であれば動かすことが可能です。
- 副作用について
治療された部位に赤みや内出血ができる場合がありますが、数日間程度で消失します。
治療の流れ
STEP1(診断)
外来を受診で診察・検査を行います。 体外衝撃波治療の適応があると診断した場合、次回処置の予約をお取りいただきます。
STEP2(治療開始)
圧痛点・超音波エコーで照射部位を特定します。低レベルの照射から開始し、反応を見ながら徐々に出力を上げます。
STEP3(治療判定)
目的とするショット数に達したら終了します。治療効果判定を行い、必要に応じて次回の予約を取ります。
治療料金
足底腱膜炎(保険適用) |
3~4回の合計 5,000点 3割負担の方 15,000円 1割負担の方 5,000円 ※その他に初診料・再診料・検査料等は別途かかります |
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上記以外の方(自費診療) |
照射1回分の料金(税込) |
当院が導入している体外衝撃波治療器
当院では最新機器である集束型の体外衝撃波疼痛装置「BTL-6000 フォーカス」を導入しています。
「体外衝撃波疼痛治療装置」は、厚生労働省の薬事承認を取得した医療機器で、本機器は0.27mJ/mm²まで設定可能な国内において最大出力の体外衝撃波疼痛治療装置であり、幅広い焦点範囲(0-65mm)に対応しており、表層から深部までの組織が治療可能となります。
体外衝撃波疼痛治療では難治性足底腱膜炎の治療に健康保険が適用されています。当施設では拡散型体外衝撃波治療機器治療も実施しています。運動器リハビリテーションと組み合わせて実施しますので、御相談ください。